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東京23区の中古マンション、築20年でも1億超 購入の決め手はどこを見るべきか

東京23区の新築マンション平均価格が1億3613万円と急騰するなか、中古市場でも築20年超の物件が平均1億円を超える。「中古なら買える」という常識は過去のものに。では購入判断の決め手はどこを見ればよいか

複眼FPラボ2026/04/01

明るいキッチンでイメージが変わる

「水回り一新」が中古購入の許容範囲を広げる

「築年数の許容範囲が伸びる条件」(複数回答)で最も多く挙げられたのは「水回り(キッチン・浴室・トイレ)が一新されている」で73.0%。毎日使う場所が新しければ、多少の築年数は気にしないという生活実感に根ざして判断しているようだ。
2位以降は「新耐震基準相当の耐震性が明確」60.7%、「雨漏り・シロアリの検査・対策済み」60.0%、「立地が理想(駅距離・学区・利便性)」57.7%、「給排水管・電気配線などの主要設備が更新済み」51.0%と続く。こちらの調査は1人あたり平均5.6項目を選択しており、築年数の許容については複数条件を組み合わせで判断していることがわかる。

「株式会社AZWAY」調べ

一方で、築年数が古い中古住宅への不安(複数回答可)として最も多かったのは「耐震性(地震への強さ)」74.7%。実に4人に3人が地震への不安を抱えている。
2位は「雨漏り・腐食・構造の劣化」68.0%、3位が「給排水管・電気配線などの老朽化」64.3%と、建物の基本機能に関わる部分への不安が上位を占める。いずれも外見からは判断しにくく、専門家の調査が不可欠な領域だ。また「将来売りにくい・資産価値が下がりそう」という不安も34.3%あり、中長期的な資産性への意識が高まっている。

「株式会社AZWAY」調べ
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マクロ経済の潮流から日々の暮らしに寄り添うお金の話まで――複眼的な視点で「生活」と「ファイナンス」を読み解く実践的チーム。メンバーは、生活者のリアルを綴るライター、現場感覚を持つファイナンシャルプランナー、そして個人に最も近い立場でライフリスクと向き合う生命保険・損害保険の営業パーソン。異なる立場と経験から、単なる数字や制度にとどまらない“生きた情報”を発信している。

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