【75歳からの民泊経3】民泊スタートはじめの一歩 役所への確認と集客

「民泊をはじめてみよう」と思い立っても何から始めてみようか難しいところ。自分でできる民泊についての情報収集と相談先をまとめてみました。

川久保文佳2024/01/29

6.【調べる】年間売上をシミュレーション
民泊は「特区民泊」などを除き 一般的な民泊は年間稼働率180日という制限があります。
そこで年間の稼働率を予測してみます。
部屋の広さ、地域や立地、物件によって稼働率が異なりますが、まず最高益になる180日フル稼働での予測してみます。

単純に計算してみると 
①自宅の1部屋を民泊にした時
1泊8000円に設定すると、年間売上は144万円になります。
②一棟の3LDK戸建て一棟を民泊にした場合
1泊2万円/4人宿泊と設定した場合
2万円×180日=年間360万円

3部屋/6人を受け入れた場合、4人以上は1人あたりの追加料金6000円した場合
4人/2万円+6000円×2人=3万2000円

もちろん、これがすべて収入になるわけではありません。
この売上から光熱費や管理費、消耗品などの費用がかかり、修繕費などがかかる場合もあります。

7.【調べる】民泊に必要な家具・家電は?
これまで日常的に使っていた家具や家電製品は、そのまま使用可能です。そこで具体的に考えてみましょう。
1) ベッド 数量
2) テーブル 椅子
3) 食器類
4) 電化製品類
5) 備品
6) 消耗品類
7) タオル類、寝具類 etc.
難しく考える必要はありません。日常生活に必要なものがあるか。食器などは最大宿泊人数分あるかを確認すればよいのです。

その訪れた先で「暮らすように泊る」というのが 民泊の良いところでフライパンやお鍋 包丁やお玉など調理器具も必要です。

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川久保文佳

川久保文佳一般社団法人空家空室対策推進協会代表理事/株式会社エアロスペース jasmin(全国民泊同業組合連合会)理事

北海道函館市生まれ。大学 卒業後、リクルート住宅情報事業部にてライターを務めた後、IT企業を経て不動産関連事業へ転身。その一方で、化粧品とサプリメントのコンサルティングや専門家としてのアドバイザー務める。海外派遣先では、フィリピン・タイ・カンボジア・マレーシアなどで日本への輸出入をテーマにセミナーを行うなどマルチに活動している。
現在は酒蔵を応援する SAKEPAを立ち上げ、日本酒業界の発展を応援している。
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