「小6男子が同級生から93万円騙し取られた」ニュースから学べること

2024年3月、小学6年生の児童が同級生から93万円を騙し取ったという事件が明らかなになった。子どもが……という驚ろかされたものの、この事件の詳細を見ていくと、「子どもが」ではなく、大人社会では日常的に起きている事件と構図は変わらない。なぜ、簡単に騙されてしまうのか、日本人に足りない金融リテラシーとは何か。

石田智美2024/04/09

「小6男子が同級生から93万円騙し取られた」ニュースから学べること
  • 「これから価値が上がる」と、記念メダルやカナダドル札を使って小学生が93万円を騙し取られた
  • マネーリテラシーを高まるためには貯める力、稼ぐ力など5つの力を見つける必要がある
  • 「守る力を高める=リスクヘッジ」で資産を守る5つの具体的な対策

「僕は、100万円持っている」

2024年3月、愛知県名古屋市の小学6年生が、地元水族館の記念メダルを「純金でできている。金は価格が上がる」と持ちかけられるなどして、8回にわたり、同級生3人に93万円を騙し取られるというニュースが話題になりました。

大人の世界でもありそうな投資詐欺が、小学生で!?
私も含め、このニュースを聞いて驚かれた人は多かったのではないでしょうか。

そもそも同級生たちは、この児童が大金を持っているということを知ったのでしょうか?

「僕は、100万円持っている」

同級生に、お金のことでバカにされた売り言葉に買い言葉で、お年玉や親せきからもらったお金があることを話してしまったこの一言が、事件の発端となったようです。

そして、同級生に目をつけられた児童は、冒頭の水族館の記念メダル36万円で買ってしまうことに。また、「プラスチック製の珍しいお金」と言われ、およそ1100円の価格のカナダの10ドル札に対し、25万円支払うなど、数件に渡って同じように「うまい話」をもちかけられ、93万円ものお金をこの同級生らに渡してしまったというのです。

もちろんこの話は、悪いのは騙した側の同級生ですが、よく考えると世の中にある投資詐欺と呼ばれる話とにかよっており、大人である私たちも学べる点が多く含まれています。

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この記事を書いた人

石田智美

石田智美マネーコーチ

市役所勤務時代に、1000万円の貯金を作るも、給料だけで今後のお金が足りない不安から、投資を始める。
投資スクールで学ぶなかで、お金の知識だけだけでは「投資できる人」と「できない人」に分かれていくことに疑問を持つ。どんな人でも上手くいく方法として、資産運用にコーチングを掛け合わせた手法を確立。1対1のパーソナルセッションを中心にセミナーや無料オンラインサロン「MONEY LABO.」を主宰。社会を支える人がちゃんと豊かに幸せに暮らすための「お金×コーチング」サービスを提供している。

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