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50歳からの保険見直し(基礎編)/保険は万一の備えから必ず使う“道具”として考える

50歳以降、定年後の保険については、「子どもが独立したらば生命保険はいらない」「保険料を払うのなら貯金をしなさい」といった雑誌の記事なども多い。果たして、本当に保険は不要なのか?50歳からの必要な保険を考える。

Gold beans.編集部2023/09/01

50歳からの保険見直し(基礎編)/保険は万一の備えから必ず使う“道具”として考える
  • 「元が取れないから保険はいらない」は間違い
  • 保険の基本は定期保険、終身保険、養老保険
  • 50歳からの必要な保険は基本的に「終身一択」

本当に保険は必要ないのか?

50歳以降、定年後の保険については、「子どもが独立したらば生命保険はいらない」「保険料を払うのなら貯金をしなさい」といった雑誌の記事なども多い。

これらの記事の主張を見ると、払った保険料の元がとれない、保険料が高い。あるいは、強引な保険セールスなどについて批判されている。もちろん、こうした批判は当然なところもある。また、保険料を節約して貯金をしておけば、病気になったときには、その貯金と高額療養費制度を使えば、医療費はカバーできるという主張だ。

しかし、病気やケガなどによる医療費は突発的な出費で、高額療養費制度を活用しても、結局のところ蓄えからの出費になることに変わりはなく、家計に負担がかかる。
しかも、病気やケガの内容によってはすべてを貯金だけでカバーできるとは限らない。そもそも生命保険は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率から成り立っており、加入者全員が元を取れたら保険そのものが成り立たない。
とはいえ、保険会社がいうように「保険は相互扶助」というのもきれいごと過ぎる。保険を考えるにあたって重要なのは、少ない負担で必要な保障だけをどう確保するかにある。

それには保険に入る側、つまり、あなた自身がしっかりとした保険に対する知識を持つことが必要になる。そして、忘れていけないのは、若いときとは違って、50歳以降は保険は万一の備えではなく、確実に使うことものになるということ。加えて、50歳以降は保険料をよりシビアに考えるということだ。
そして、50歳以降の保険の見直しは人生後半を守るための最後の見直しになる。

50代からの保険選びの3つポイント

では、保険を見直す、あるいは新規に加入する際のポイント何か。


1つ目は、「使い勝手がよい保険か」ということ。前述した通り50代歳以降の保険は、実際に使うことが前提になる。つまり、保険も「生活の道具」のとして考えることが重要だ。


2つ目は、「受け取る保険料を現実的に考える」こと。会社勤務で取締役にでもなれば別だが、60歳以降は収入が減少するだろう。そして、いつかは年金だけの収入になるだろう。そうなればこれまで以上に保険料負担が重くなる。そこで年金生活に入っても負担できる保険料かを計算しておく必要がある。


3つ目は、「もう保険には入れない」ということだ。50代までで健康でさえあれば、保険はいつでも加入できた。しかし、50歳以降は健康であっても、加入できない保険も出てくる。そして、何より保険料が高くなり現実として保険に入れなくなる。
50歳以降の保険選びは、この3つを踏まえて検討する必要がある。

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