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沖縄・東京の二拠点居住者が指摘する 東京人が沖縄ではまる失敗の落とし穴


東京と沖縄を行き来する二拠点居住者の視点から見ると、両者のビジネス交流には埋めがたい「温度差」がある。東京流のスピードと効率を持ち込んだまま沖縄に乗り込むと、思わぬ落とし穴が待っている

江副和美2026/03/31

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沖縄・東京の二拠点居住者が指摘する 東京人が沖縄ではまる失敗の落とし穴
  • 東京では初対面でビジネスが動くが、沖縄では飲んで笑って時間を重ねて信頼構築
  • お酒の席でのビジネストークを「約束」と勘違い――東京人が陥りがちなすれ違い
  • 沖縄ペースを「いい加減」とせず、違いを楽しめるかが沖縄ビジネス成功のカギ

東京の交流会ならではのスピード感

東京と沖縄の二拠点居住している私は、東京、沖縄のどちらでもビジネス交流会によく参加しています。その度に気づかされるのが、両者でのコミュニティの「育て方」が、まるで異なるということです。

東京の交流会では、初対面の人であってもお互いの仕事内容がある程度わかり、親和性があると感じた段階で「一緒に何かやりましょう」「ちょうど良い人を紹介しますよ」という展開になることが珍しくありません。

そして、初対面から数時間で、具体的なビジネスの話へとどんどん進んでいく。このスピード感は、東京ならではのダイナミズムだと感じています。

こうした短時間で相手を見極め、時間の密度を圧縮することに慣れた東京の経営者にとって、これはごく当たり前の感覚なのだと思います。

沖縄では「時間」が信頼をつくる

一方、沖縄では、こうした東京と同じやり方がなかなか通じないことのほうが多いのです。

沖縄の経営者、あるいは沖縄に根を下ろして仕事を展開されている方は、ビジネスにおいてとても慎重です。特に県外からやってくる相手に対しては、なおさらそうした傾向が強いのです。

これを「閉鎖的」と感じる人もいらっしゃいます。でも、私はそう思っていません。沖縄の経営者は、ただ少し怖いのだと思います。よく知らない県外の経営者に騙されやしないか、とうことです。

何か問題が起こったら、海の向こうに逃げられたら追いかけられない、という実感がそこにはあります。

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この記事を書いた人

江副和美

江副和美アブスクルーエンタープライジズ代表

インテリアコーディネーター、ファイナンシャルプラナーの2つを掛け合わせた「住まいとお金のコンシェルジュ」として、インテリア、家づくりから家じまい、不動産・資産運用をサポート。また、2022年より埼玉と沖縄との二拠点居住生活をはじめ、シェアハウス運営管理やビジネス交流会運営、セミナー開催などを行う。

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