マンション賃料、築浅が上昇要因に 東京・大阪は上昇、横浜・神戸・名古屋は下落

分譲マンション賃料が東京・大阪で上昇する一方、横浜・神戸・名古屋では下落が続く。築浅物件の増加が相場を押し上げ、東京は6か月連続で賃料が上昇。

Gold beans.編集部2025/06/18

下落傾向が続く名古屋

横浜・名古屋・神戸は下落基調

主要都市別見ると、東京23区が前月比1.8%増の4692円/㎡と6か月連続で上昇している。これは新築物件の増加が大きいが、特に「築5年以内」の価格を押し上げた結果によるものだ。
さいたま市は2.9%増、2768円/㎡、千葉市は2.6%増、2033円/㎡と、やはり平均築年数の若返りが奏功し、2%を超える上昇率を記録している。一方、横浜市は0.1%減の2991円/㎡とわずかに下落し、2024年7月の水準を下回った。

関西の大阪市は引き続き上昇し、3137円/㎡と年初来の最高値を更新。とはいえ、賃料水準はいずれの築年帯でも天井感が漂っている。神戸市は0.9%減の1897円/㎡と続落し、2000円台を割り込んだ。名古屋市は0.3%減の2194円/㎡と小幅な下落が継続している。

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