インテリアコーディネーター、ファイナンシャルプラナーの2つを掛け合わせた「住まいとお金のコンシェルジュ」として、インテリア、家づくりから家じまい、不動産・資産運用をサポート。また、2022年より埼玉と沖縄との二拠点居住生活をはじめ、シェアハウス運営管理やビジネス交流会運営、セミナー開催などを行う。
キッチンの使い方でわかる食生活の違い
最初はまったく見ず知らずの人が出会い、暮らす――シェアハウスは、賃貸アパートやマンションと違って「一つ屋根の下」という言葉があてはままります。
そんなシェアハウスでの共有スペースでの人間模様は、皆さん興味深いようで、私が「シェアハウスの管理をしている」とお話しをするといろいろと質問をされます。
なかでも質問が多いのが、居住者同士がどのようなコミュニケーションをとっているかということです。
シェアハウスでは共有スペースがあり、なかでも誰もが使うのがキッキンです。ただ、その使い方はさまざまで入居者によって違いがあります。
その違いによって、その人が日常的にどんな食生活をされるかがわかります。料理をするかしないか、食事はお弁当やカップラーメンですませるか、そんな違いでだいたいのことが想像できてしまうのです。
マメな入居者の方のは、ご飯をまとめて炊いて、一食ずつラップで包んで冷凍したりする人もいました。
全体的に自炊派は、冷蔵庫管理がしっかりしているのですが、食生活が雑な方は食後の食器をすぐに洗わず放置したりする人もいます。
そんな雑に使う人に対して直接注意する人もいれば、黙って自分の物と一緒に洗って片付けてあげる人、管理人の私にこっそり知らせてくる人など、それぞれの性格が現れます。