中古タワマン価格上昇は「東低・西高」
不動産調査会社のマーキュリー(本社・東京都港区)が行った2026年3月の中古タワーマンション流通動向調査によると、東京23区では上昇12区・下落11区と約半数の区で価格が下落し、千代田区や港区といった都心部で価格が下がっていることが分かった。一方、大阪市は8区で価格が上昇し、北区が全体相場を押し上げている。
東京23区は半数の区で下落、都心6区も一服
東京23区では2026年3月に1039戸が流通し、70㎡あたりの平均価格は2億747万円となった。
最も高かったのは千代田区の3億930万円、最も低かったのは葛飾区の8378万円。70㎡あたりの平均価格が1億円を下回ったのは、練馬区と葛飾区の2区のみだった。
前年同月比は23区全体で+1867万円(+9.9%)と前年の水準を大きく上回ったものの、前月比は+256万円(+1.3%)の微増にとどまった。上昇12区に対し下落が11区と約半数の区で下落しており、千代田区、港区といった都心部の価格が下落している。

大阪市は北区が全体相場を押し上げる
大阪市では472戸が流通し、70㎡あたりの平均価格は1億2917万円となった。
最も高かったのは北区の1億6638万円、最も低かったのは平野区の3153万円。平均価格が1億円を上回ったのは4区あった。
前年同月比は大阪市全体で+2507万円(+24.1%)と前年の水準を大きく上回り、前月比も+985万円(+8.3%)と伸びた。8区で価格が上昇しており、価格が高く流通戸数も多い北区の価格が大きく上昇したことで、全体相場が押し上げられている。

本調査は、マーキュリーが提供する「Realnetマンションサマリ」の新築マンションデータと中古流通マンションデータを基に算出したもの。
首都圏で1995年以降に新築分譲されたマンションの平均面積68.27㎡(2026年3月末時点、投資用マンションは除く)を基に70㎡価格として算出している。対象は、2025年3月および2026年2月から3月末に流通した、流通時点における築年数が20年以内で20階建て以上の中古マンションとなっている。





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