〈中古マンション〉件数は2か月連続減も㎡単価は上昇基調を維持
近畿圏の2026年3月の中古マンション成約件数は2155件で前年同月比マイナス2.3%と、2か月連続で減少した。
近畿圏12エリアのうち5エリアで前年比マイナスとなり、大阪市は577件(前年比15.5%減)、京都市は168件(同16.8%減)、大阪府南部(同14.6%減)、奈良県(同20.2%減)と2ケタ減が並んだ。一方で、大阪府北部は274件(同13.7%増)、大阪府東部(同13.3%増)、神戸市(同15.2%増)と2ケタ増のエリアもあり、地域差が鮮明になっている。
価格面では、上昇基調が続いている。
成約㎡単価は、46.87万円/㎡で前年同月比プラス1.5%と2か月連続で上昇したものの、前月比では2.2%下落した。
成約価格は3179万円で前年比2.4%上昇と10か月連続の上昇となった。しかしながら、こちらも前月比では1.5%下落した。
エリア別の成約㎡単価では、大阪市が70.91万円/㎡(前年比5.9%上昇)、京都市が55.88万円/㎡(同1.8%上昇)と主要都市での上昇が続く。中でも大阪府東部(同11.3%上昇)、大阪府南部(同11.2%上昇)、滋賀県(同23.3%上昇)、和歌山県(同97.5%上昇)が2ケタ上昇となった。
在庫件数は2万839件で前年比0.8%減と3か月ぶりに減少。一方、新規登録㎡単価は57.76万円/㎡と前年比23.5%上昇で22か月連続の上昇が続いており、売り出し価格の高止まりが続いている。
〈中古戸建住宅〉22か月ぶりに成約減、価格も9エリアで下落
中古戸建住宅の成約件数は1428件で前年同月比マイナス3.9%と、2024年5月以来22か月ぶりに減少した。
12エリア中7エリアが前年比マイナスで、大阪市は102件(前年比28.7%減)、大阪府東部(同16.7%減)が2ケタ減となり、大阪府南部は24年9月以来18か月ぶり、大阪府東部は25年1月以来14か月ぶりに減少に転じた。
成約価格は2335万円で前年比4.5%下落と2か月ぶりのマイナスで、前月比も3.6%下落。12エリア中9エリアで前年比マイナスとなり、大阪府東部が1934万円(同10.9%下落)、阪神間が2972万円(同12.1%下落)、兵庫県他が1474万円(同10.1%下落)、京都府他が1892万円(同12.3%下落)と2ケタの下落になった。大阪府東部、阪神間、京都府他、奈良県、和歌山県は前月比でも下落しており、弱含みの地域が広がった。
在庫件数は2万170件で前年比7.3%増と、2022年7月から45か月連続で増加しており、供給積み上がりの基調は変わらない。
〈土地〉成約件数は2か月ぶり増、㎡単価は3か月ぶり上昇
土地の成約件数は、934件で前年同月比プラス3.3%と2か月ぶりに増加した。
12エリア中6エリアが前年比プラスで、大阪府北部116件(同11.5%増)、阪神間(同11.6%増)、京都市(同10.5%増)、滋賀県(同25.4%増)、奈良県(同50.0%増)が2ケタ増となり、大阪府北部は10か月連続、滋賀県は8か月連続の増加となった。
成約㎡単価は16.55万円/㎡で前年比4.6%上昇と3か月ぶりの上昇、成約価格は2559万円で同3.6%上昇と2か月ぶりにプラスに転じた。在庫件数は1万7284件で前年比6.1%増と、2023年1月から39か月連続増加が続いている。








