東京都内でノスタルジックな旅館暮らしのような生活を愉しむ(東京都北区)

露天風呂、サウナ、薬湯のある銭湯まで30秒。昼間から飲める赤提灯が並ぶ商店街、ちょっと歩けば荒川河川敷の自然……風呂なし物件でのゆったりライフ。

鹿島奈津子2024/12/03

窓を開ければ目の前に銭湯

居住用賃貸のお部屋の窓は木のさっしのままで、鍵もネジ式の回すタイプのもの。このタイプのものがまだ残っているとだけで、レトロ好きの方にはテンションがあがることでしょう。

レトロ感を醸す窓枠

ちょっと懐かしい日本らしいたたずまいの民泊

別の2棟は居住用賃貸と民泊として使われています。

間取りは1Kですが、間口が広いので広々とした印象があります。
台所も広く、トイレも洋式、エアコンもついています。家賃はお風呂がないというだけで4万円。これだけの広さに、銭湯も徒歩1分と条件のいい風呂なし物件は珍しいです。
物干し場もあり懐かしい風景がこの令和でも感じられるのもいいものです。

間口の広い部屋(左)/渡り廊下を伝って物干しへ(右)


民泊のほうも畳のあるお部屋です。しかも目と鼻先には露天風呂・サウナ付きなのですから、ちょっとした旅館のような空間に泊まれるのは、海外の方たちにとっては日本の日常を味わえるいい体験になりそうです。

日本の昔を感じさせる民泊
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この記事を書いた人

鹿島奈津子

鹿島奈津子東京銭湯ふ動産/株式会社フィールドガレージ 不動産担当

1985年8月生まれ。大阪府出身。
滋賀県成安造形大学住環境デザイン科を卒業後、京都で京町家の再生活用などに携わる。
結婚出産を機に上京し今は茅ヶ崎で男の子二人、黒猫一匹と暮らすシングルマザー。
2014年フィールドガレージ入社、2015年「東京銭湯-TOKYOSENTO-」で銭湯ライターとして活動。2018年7月「東京銭湯ふ動産」を立ち上げる。

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