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「金運」上昇でやってよいこと、ダメなこと 平安貴族もやっていた運気取り

金運上昇のためよいとされる行いや習慣がさまざまある。こうしたゲン担ぎは、平安貴族が毎朝占いで吉凶を確かめていた時代からあり、金運への感覚は昔も今も変わらないようだ。しかし、実は本当に金運がアップしている人が行っていることは当たり前すぎて意外なことだった…

複眼FPラボ2026/04/20

調査で浮かんだ「やってはいけない金運行動」

さて、1000年続く運気へのこだわりは、現代人の金運アクションにどのように作用しているのだろうか。
前述の調査では、「一粒万倍日など吉日を意識する」(28%)、「金運神社やパワースポット参拝」(24%)、「財布の色や購入時期にこだわる」(19%)がトップ3に挙がった。

世界の金運情報館「日本人の“金運ゲン担ぎ”実態調査」より https://kinun-jyohokan.com/ 


このあたりまでは何となく意識している人も多いのではないだろうか。しかし、この調査では「やってみて逆効果だった」という失敗談も紹介されている。

「いろんな神社を巡り、御守りを購入し過ぎて、散財していることに気がついた」
金運を求めて神社を巡るうちに、交通費と御守り代で財布が薄くなっていた。金運を追いかけた結果、お金が逃げていくという皮肉な結果になってしまった例だ。それでもその後に何倍にもなって返ってくる信じるもありだろう。

「黄色の財布で運気上昇と購入したのに効果はなかった」というのも。黄色い財布は風水の定番だが、効果を感じられなかったという声は意外に多い。財布自体が高額なものも多い。これも「金運のための出費」という点では同じものだろう。
「開運くじを結構買ったがあまり良い結果が出ず、買わずに何かに使えば良かった」というものもある。
一粒万倍日に宝くじを買う行為は手軽な金運アクションの代表格だが、その日に買うために並び当たらなければ、純粋に時間の浪費と支出が増えただけとも言える。
そして、最もリアルだったのが、「お金は使わないと自分に巡ってこないと思い、使えるときに使うようにしているが、大きく還元された記憶は全くない」というものだ。「お金は循環させるもの」という開運セオリーを信じて実践した結果、ただ出ていっただけ。

これらの失敗談を並べると、明確な共通パターンが浮かび上がる。逆効果に終わった金運行動の大半は、「金運を上げるためにお金を使っている」ということだ。
御守りの大量購入、高額な開運財布、開運くじの連続購入。いずれも「出費」が先に立ち、御利益を求める気持ちが強いほど投資額が膨らむようだ。
運気向上、占いといったスピリチュアル関連を合わせた市場が4兆円を超える規模にまで成長しているということは、裏を返せば「運を上げたい」という人々の願いが巨大な消費市場を生み出しているということだ。

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マクロ経済の潮流から日々の暮らしに寄り添うお金の話まで――複眼的な視点で「生活」と「ファイナンス」を読み解く実践的チーム。メンバーは、生活者のリアルを綴るライター、現場感覚を持つファイナンシャルプランナー、そして個人に最も近い立場でライフリスクと向き合う生命保険・損害保険の営業パーソン。異なる立場と経験から、単なる数字や制度にとどまらない“生きた情報”を発信している。

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