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「積立」とは何か? 銀行・証券・保険で始める“お金を働かせる”資産形成の基本

「積立」は、ただお金を貯めるだけの方法ではない。銀行・証券・保険という3つの選択肢をどう使い分けるかで、資産形成の成果は大きく変わる。そんな積立の基本とお金を働かせる考え方を解説

古川愛弓2026/01/08

「誰と組むか」積立を成功に導く「人」の専門性

このように、「積立」という手法には、扱う金融機関によって「成長」「安全性」「保障」というお金を働かせる目的があり、それぞれに特化したプロフェッショナルが専門知識を提供しています。

とはいえ、単に積立をすればよいというわけではなく、目的や人生設計に積立を組み込むには、専門知識が必要になります。そのパートナーになるのが、ファイナンシャル・プランナー(FP)です。
FPは、顧客のライフイベント(結婚、住宅購入、教育、定年退職など)について節目節目にヒアリングし、いつ、どれくらいの資金が必要かを目に見えるかたちにするライフイベント表をつくり、具体的に必要なお金をシミュレーションします。

そして、複数の金融商品のメリット・デメリットを説明しながら、将来起こりうるリスクと将来の目標に合わせた最適な「積立ポートフォリオ」を設計します。つまり、積立金額、運用先、積立期間などを考えながら、どのような金融商品が向いているかをトータルでサポートしているのがFPです。

「心の灯り」を守る視点から言えば、積立は知識や商品よりも、継続できる「仕組み」とモチベーションが最も重要です。専門家は、制度の複雑さを解消し、顧客が迷わず、目標達成まで安心して続けられるように、精神的なサポートの役割も担います。

積立の真の価値:時間と複利がもたらす究極の防衛術

積立の最大の味方は「時間(期間)」です。
というのは、資産づくりでは「複利効果」こそが、積立の効果をより大きくするメカニズムだからです。
積立した元本だけでなく、運用によって得られたお金(利息)も働き、さらに次のお金を生み出す土台となり、雪だるま式に資産を増やす効果を生み出します。しかも、数十年という期間で考えると、毎月のわずかな金額のマイナスよりも、複利効果と「ドル・コスト平均法」によるリスク低減効果の方が、最終的な資産を減らさないリスクヘッジにもなります。
積立とは、複雑な市場の動きを読み解く知識よりも、「計画性」と「継続力」というシンプルな力による、究極の資産防衛術になるのです。

誰でも始められる資産形成の第一歩

老後資金2000万円不足がいわれ始め、改めて「積立」が見直されています。それは積立が、すべての人にとって、未来の安心、将来不安を軽くする「心の灯り」を守るための、最も基本的で普遍的な方法にほかなりません。

まだ積立を活用していない方は、少額から「自動的」に「継続する」仕組みを整えることからはじめてみてください。自分で描く未来を実現するために、積立という手法を、自身の資産形成に取り入れてみてください。
そして、すでに積立をしている方は、1つだけでなく、目的に応じた積立になっているか、もう一度チェックをしてみてください。

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この記事を書いた人

古川愛弓

古川愛弓つなぎひと

家族の死を機に保険業へ転身。保険のみでは防げないリスクを「セブンポケッツ(多角的な収入と人脈)」の積み立てで補う重要性を学修。心とお金を優しく整える「つなぎひと」として、経営者交流やパルフェの会を主宰。単に「お金の積立」に留まらず、人と情報の繋がりを資産に変え、愛が広がる豊かな未来をデザインするサポートを行っている。

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