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「積立」とは何か? 銀行・証券・保険で始める“お金を働かせる”資産形成の基本

「積立」は、ただお金を貯めるだけの方法ではない。銀行・証券・保険という3つの選択肢をどう使い分けるかで、資産形成の成果は大きく変わる。そんな積立の基本とお金を働かせる考え方を解説

古川愛弓2026/01/08

「積立」とは何か? 銀行・証券・保険で始める“お金を働かせる”資産形成の基本
  • 積立は、ただ貯めるだけでなく、目的をもってお金を少しずつ働かせる仕組み
  • 証券・銀行・保険では積立の役割が異なり、目的に合わせた使い分けが大切
  • 積立は時間と複利が力を発揮。無理なく続けられる仕組みづくりが成功のカギ

「積立」が持つ、単なる貯蓄を超えた力

毎月きちんと積み立てているのに、不安は消えない。
それは「積立」を単に“貯金の延長”だと思っているからです。

お金の「積立」という行動は、非常にシンプルです。それは、「一定の期間、定期的にお金を積み重ねていく行動」です。
しかし、この一見単純な行動は、資産をつくり、個人の夢や目標、そして未来の「心の灯り」を守るための最強の方法として位置づけられています。では、「積立」が最強の理由とは、なぜなのでしょうか。

積立は、
「自動的」
「継続的」
「目的指向性」

という三つの資産形成の方法であり、その目的と形態に応じて、実に多様なプロフェッショナルによって提供・管理されるからなのです。

「貯蓄」が単に「使わなかったお金を置いておく行為」であるのに対し、
「積立」は明確な目標に向かって「計画的にお金が働く」からなのです。

では、積立したお金が働く「場」とはどこにするか。
積立したお金の場は、その目的に応じて主に3つのフィールドに分けられます。

証券会社:運用により大きな成長を目指してお金を働かせる
証券会社は、積立したお金を「投資」というかたちで働かせます。具体的には投資信託やETF(上場投資信託)を毎月定額で購入する「積立投資」がその代表です。
専門性:投資のリスク分散と時間の分散を図ること。特に、少額から非課税で資産形成ができる積立NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった非課税の制度がありますが、どの金融商品を選ぶかが、ある程度の専門知識を必要とします。

銀行・郵便局:安定的にお金を蓄える
銀行や郵便局は、お金を「貯蓄」というかたちで貯めていきます。給与振込や月々のさまざまな決済機能を備えながら、自ら決めた金額を自動積立預金や定期積金などで積み立てていきます。
専門性:預貯金は元本が保証されて安全性が高く、着実に積み上げていきながら、必要なときにすぐに引き出せる流動性と利便性に優れています。目標額や満期を設定し、確実に資金を計画的に貯められる資産の土台となります。

保険会社:将来のリスクに備えながらお金を働かせる
保険会社は、お金を「保障」と貯蓄性の両面で働かせます。保険には終身保険や養老保険、個人年金保険など、積立と死亡保障や老後の給付が組み合わされた商品や、お金により多く働いてもらう運用部分が大きくなっている保険もあります。
専門性:死亡、病気のリスク対応と貯蓄性や運用部分を大きくしたものなど、さまざまな保険商品があり、ある程度の知識が必要です。

いずれを活用するにしても、長期的な税制優遇を踏まえた年金準備の設計、資産形成と保障を両立させる専門的なバランス感覚が求められます。

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この記事を書いた人

古川愛弓

古川愛弓つなぎひと

家族の死を機に保険業へ転身。保険のみでは防げないリスクを「セブンポケッツ(多角的な収入と人脈)」の積み立てで補う重要性を学修。心とお金を優しく整える「つなぎひと」として、経営者交流やパルフェの会を主宰。単に「お金の積立」に留まらず、人と情報の繋がりを資産に変え、愛が広がる豊かな未来をデザインするサポートを行っている。

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