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丙午の2026年、株価は下がるのか?午年相場と「馬尻下がり」をデータで読み解く

2026年は60年ぶりの丙午(ひのえうま)。「馬尻下がり」という相場格言は本当なのか。1966年以降の午年相場データと、個人投資家調査をもとに、丙午の年の株価動向と2026年の市場見通しを検証

複眼FPラボ2026/01/06

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丙午の2026年、株価は下がるのか?午年相場と「馬尻下がり」をデータで読み解く
  • 2026年は丙午の年。1966年には迷信の影響で出生数が大きく減少した
  • 午年相場の格言「馬尻下がり」を過去60年をさかのぼると例外も多い
  • 個人投資家調査では、2026年の株価は横ばい~緩やかな上昇を見込む声が多数

丙午とは何か──なぜ60年前、出生数は大きく減少したのか

2026年は60年ぶりの丙午(ひのえうま)の年にあたる。
丙午は「火の気が強い年」、午(馬)もまた火性を持つとされ、火×火=極端に激しい性質と解釈された。
これが転じて「丙午の年に生まれた女性は気が強く家を滅ぼす」「夫を不幸にする」という俗説が生まれ、出産が避けられた。実際、60年前1966年の丙午の年は出生率が前年よりもおよそ25%あまり減少している。

「馬尻下がり」は本当か 過去60年の午年相場をデータで検証

そんな丙午の2026年だが、大発会の5日は大納会比1493円高の5万1832円。6日は2025年10月31日につけた史上最高値5万2411円を2カ月ぶりに更新し5万2518円を付けた。
そんな午年の相場格言は、前年の「辰巳天井」を受け「午(うま)尻下がり」というもの。では実際には、午年の相場はどうだったのか1966年からの60年間の午年の相場を調べてみると……。

大発会の株価よりも大納会株価が上がったのは1966年、1978年、2014年の3回。下がったのは1990年、2014年の2回だった。特にバブル期の史上最高値3万88713円を付けたのは1989年巳年大納会で、1990年午年はバブル崩壊の年にあたり、まさに「馬尻下がり」どころか、頭からだだ下がりだった。とはいえ、最安値1万9782円を付けたのは、10月1日でその年の大納会の終値は2万円台に戻している。

また、前年の巳年の大納会より大発会の終値をより高くなったのは1966年、1978年、2002年、そして、今年2026年だ。
つまり、過去60年のデータを見る限り、前年巳年の大納会、翌午年の大発会より終値を下げたのは「馬尻下がり」になったのは、1990年と2002年の2回だけで、格言ほどになってはいない。

2026年の株価、個人投資家予想は日経平均5万5000円

さて、格言は格言として、一般投投資家は今年の株価をどのようにみているのだろうか。

投資関連調査を行うトレジャープロモートが実施したアンケート調査によると、個人投資家の多くが2026年の日本の株価を「横ばい」と回答した割合が最も高くなった。これに次いで「上昇」「下落」の順で、「上昇」と回答した割合は「下落」を大きく上回り、およそ2倍の差が見られた。

「トレジャープロモート」調べ

同調査での「2026年の日経平均株価の水準については、最も多かった回答は「5万5000円程度」で、5万円台半ばを中心に回答が集まった。次いで「5万円前後」「4万5,000円前後」といった回答が続く。多くは現状の株価よりも上昇すると見ており、下落を強く警戒する声は、少なく相対的に楽観論が多数を占めていると言えるだろう。

また、日経平均株価予想の分布は、一定のレンジ内に集中しており、急激な上昇や大幅な下落を見込む意見は限定的だ。調査結果からは、2026年の株式市場について個人投資家は「大きな変動は想定しにくい」とする見方が多く、6万円を大きく超える水準や4万円を大きく下回る水準を想定する人は少数だった。

「トレジャープロモート」調べ

一般投資家の市場の方向性と株価水準の見方は「横ばい」または「緩やかな上昇」を前提に、日経平均株価が5万円台で推移するとの認識のようである。

この記事を書いた人

複眼FPラボ

複眼FPラボ

マクロ経済の潮流から日々の暮らしに寄り添うお金の話まで――複眼的な視点で「生活」と「ファイナンス」を読み解く実践的チーム。メンバーは、生活者のリアルを綴るライター、現場感覚を持つファイナンシャルプランナー、そして個人に最も近い立場でライフリスクと向き合う生命保険・損害保険の営業パーソン。異なる立場と経験から、数字や制度にとどまらない“生きた情報”を発信している。

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