1978年生まれ。埼玉大学経済学部卒業後、国内大手金融機関、外資系金融機関勤務を経て独立し、株式会社ライフサポートを設立。25年以上の株式投資経験を活かし、徹底的に企業の決算短信を読み込み、チャート分析からはわからない経済分析、個別企業分析をYouTube「カブアカちゃんねる」で展開。全決算を最速分析しているnote『カブアカマガジン』を日々更新中。
月足チャートが示す「買えない恐怖」と決算が示す真実
もう一つが、高市政権で注目の「防衛テーマ」の銘柄も軒並み上がっているが、その中でも注目しているのが「日本アビオニクス」(6946)だ。これもチャートを見て投資する人だったら買えない銘柄だろう。
というのも、月足のチャートで見れば明らかで、ひたすら上がり続けている。だが、決算の中身を見ると全く違ってくる。

25年3月期第1四半期までの決算は、注目に値しない内容だった。会社側も「うちはそんなに(利益は)できません」が常態で、自分たちの業績がそこまで伸びるとは気づいていなかったフシがある。
ところが第2四半期の決算からアナリスト予想を会社ガイダンスが大きく越えてきた。そして、今回の第三四半期決算でもアナリスト予想を大きく超える大幅な上方修正をした。第二四半期決算から私は5,000円前後でナンピンを繰り返して仕込みまくり、直近の終値は7300円台になっている。
また、もう1つ注目すべき点は同社の親会社がNAJホールディングスという投資ファンドということ。ファンドは株価を高くして、高い金額で売りたい。つまり、防衛特需が続く限り、この親会社は株価を目いっぱい高くしてくるだろうということ。このような情報を精査し、第三四半期決算前日にさらに信用で大量に追加購入し、1億円近い含み益となっている。
チャート分析だけで投資をしている人にとっては、こうした銘柄選びは難しいと思う。なぜなら、相場がまだ若いかどうかは、決算の中身とその推移からしか判断できないからだ。






