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霞ヶ関キャピタル 営業益47.2%増で計画超え、利益の7割は4Qに集中|決算ウォッチ

10月5日の決算発表は15社。霞ヶ関キャピタルは8月期の営業利益が278億6600万円と9月に引き上げた計画を上回り、今期は410億円を見込む。ネクステージは3Qで計画の78.3%に届いた。トーセイが上方修正、あみやき亭が下方修正を出した。

霞ヶ関キャピタル 営業益47.2%増で計画超え、利益の7割は4Qに集中|決算ウォッチ
  • 霞ヶ関キャピタルは営業利益が計画を上回り、今期は410億円を見込む
  • ネクステージは3Qで進捗78.3%、4Qは前年を下回っても計画に届く
  • 上方修正はトーセイ、下方修正はあみやき亭など3社

この記事でわかること
・☆【注目度S級】霞ヶ関キャピタル(3498)
・◎【注目度A級】ネクステージ(3186)
・(B級)ダイセキ(9793)
・★【要注意D級】壱番屋(7630)
・【上方修正】トーセイ
・【下方修正】あみやき亭ほか3社
・【翌日の発表予定】10月6日(火)9社

☆【注目度S級】霞ヶ関キャピタル(3498)

霞ヶ関キャピタル(3498)2026年8月期 本決算
営業利益は前期比47.2%増の278億6600万円で、9月17日に引き上げた計画276億円を上回って着地した。売上高は69.7%増の1637億5600万円だ。読みどころは利益の偏りで、3Qまでの営業利益は82億200万円にとどまり、年間の7割を4Q(6〜8月)で稼いでいる。今期(2027年8月期)は営業利益410億円(47.1%増)、配当は165円から200円への増配を見込む。1〜2週間で見るのは、5日終値7410円とほぼ同じ水準にある25日線(約7450円)の上で推移できるかだ。

霞ヶ関キャピタル(3498)の株価と25日線

10月5日の終値7410円は、25日線(7451円)を0.6%下回る

陽線陰線25日線決算発表日(10月5日)

6000650070007500800085008月9月10月
直近10営業日の数値を表で見る
日付終値25日線乖離
9/177200円7556円-4.7%
9/187420円7528円-1.4%
9/247480円7508円-0.4%
9/257550円7509円+0.5%
9/287690円7509円+2.4%
9/297500円7489円+0.1%
9/307760円7485円+3.7%
10/17550円7473円+1.0%
10/27480円7466円+0.2%
10/57410円7451円-0.6%
出所:J-Quants(JPX)の日足から作成。株価は分割調整後、25日線は終値の25営業日平均。直近60営業日

◎【注目度A級】ネクステージ(3186)

ネクステージ(3186)2026年11月期 3Q
3Q累計の営業利益は66.7%増の216億2400万円、売上高は26.0%増の6004億2200万円だった。中間期で引き上げた通期計画276億円に対する進捗は78.3%で、計画は据え置いた。残る4Q(9〜11月)に要る営業利益は59億7600万円で、前年同期の66億2200万円を1割近く下回っても計画に届く。株価は5日終値2839円で、25日線(約3020円)を6.0%下回った位置で発表を迎えた。1〜2週間で見るのは、この25日線を回復できるかだ。

ネクステージ(3186)の株価と25日線

10月5日の終値2839円は、25日線(3020円)を6.0%下回る

陽線陰線25日線決算発表日(10月5日)

250030003500400045008月9月10月
直近10営業日の数値を表で見る
日付終値25日線乖離
9/172918円3254円-10.3%
9/182909円3226円-9.8%
9/242915円3197円-8.8%
9/252903円3169円-8.4%
9/282823円3145円-10.2%
9/292800円3114円-10.1%
9/302835円3087円-8.2%
10/12792円3064円-8.9%
10/22819円3041円-7.3%
10/52839円3020円-6.0%
出所:J-Quants(JPX)の日足から作成。株価は分割調整後、25日線は終値の25営業日平均。直近60営業日

(B級)ダイセキ(9793)

ダイセキ(9793)2027年2月期 中間
中間期の営業利益は12.0%増の83億4500万円、純利益は23.1%増の58億500万円だった。通期計画168億円に対する進捗は49.7%で、計画は据え置いた。株価は9月2日の3730円から5日終値3485円まで6.6%下げ、25日線(約3680円)を5.3%下回った位置で発表を迎えた。数字は崩れておらず、下げてきた分の見直しが入るかが焦点だ。1〜2週間で見るのは、25日線まで戻れるかどうか。

★【要注意D級】壱番屋(7630)

壱番屋(7630)2027年2月期 中間
中間期は売上高が10.0%増の352億2700万円と伸びたが、営業利益は17.2%減の20億9100万円だった。通期計画50億円は据え置いたが、届くには下期に32.9%の増益が要る。株価は8月31日、親会社のハウス食品グループ本社が保有株の売却を検討していると報じられてストップ高となり、その後は1100円前後で推移してきた。決算より売却の行方に左右されやすく、1〜2週間で見るのは、続報がないまま25日線(約1080円)を割り込むかだ。

【上方修正】

銘柄修正した項目修正前→修正後修正率
トーセイ(8923・プライム)2026年11月期 営業利益246億1100万円→250億6100万円1.8%増
同 当期利益151億5700万円→159億600万円4.9%増
同 売上高1229億8600万円→1136億1300万円7.6%減
同 年間配当55円→58円3円増配

トーセイは利益を引き上げた一方、物件販売の一部を翌期以降に回し、売上高は引き下げた。3Q累計の営業利益は234億4500万円で、修正後の計画に対する進捗は93.6%だ。

【下方修正】

銘柄修正した項目修正前→修正後修正率
あみやき亭(2753・プライム)2027年3月期 営業利益25億円→20億円20.0%減
同 純利益14億5000万円→10億7000万円26.2%減
カルラ(2789・スタンダード)2027年2月期 純利益1億5400万円→6600万円57.1%減
エコートレーディング(7427・スタンダード)2027年2月期 中間期 営業利益5億5500万円→3億3000万円40.5%減

あみやき亭は原材料費や人件費、水道光熱費の上昇が下期も続くと見て、通期を引き下げた。カルラは売上高と営業利益の計画を据え置き、純利益だけを下げた。エコートレーディングは中間期の予想を下げ、通期は据え置いた。

【翌日の発表予定】10月6日(火)9社

サカタのタネ(1377) 1Q/サンエー(2659) 中間/パルグループホールディングス(2726) 中間/サーラコーポレーション(2734) 3Q/三陽商会(8011) 中間

フェリシモ(3396・スタンダード)中間/note(5243・グロース)3Q/放電精密加工研究所(6469・スタンダード)中間/中北製作所(6496・スタンダード)1Q

※本稿は、投資における情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式の売買は自己の責任において、ご自身の判断で行うようお願いします。

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記事を書いた人

コマンドY

スイングトレーダー。著書に『10万円を1年で100万円にする株式投資術』(2026年7月発行)。決算を「地雷を避ける」ための守りの道具として読み、上がり始めを出来高で確かめてから乗ることを基本にしている。

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